2013年12月14日土曜日

最近のグラフィックソフトのかっこいい新機能について(2)

パーティクル系も挙げておく。
このソフトは、パーティクルオブジェクトの原点(または特徴点)を2D平面上で操作できる。操作用ピボットからマウスアップすると、その時点から時間が進み始め、パーティクルが動き出す。正直この勝手に時間進むのが大変使い辛い。時間方向の編集ができると見た目はかっこいいが、よく設計されてないと使い辛い。

Invert Remove from sparta on Vimeo.

こちらは、パーティクルをスカルプトできるソフトである。シミュレーションで生成することが多いパーティクルに対して、空間方向の編集を手描きで行える画期的なソフトウェアである。こちらはスカルプトでの空間方向への操作であり、上のと比べて断然使いやすい。

やはり時間方向の編集は、現実の時間と同期が取れないので、使い辛いのかもしれない。 では現実の時間と同期を取った機能をつけたらどうなるだろうか

ここで満を持して、Blender登場である。 これがまさに現実の時間と同期を取った編集機能。 かっこいい。 こういうのってDTMでいう録音、あるいは録画機能に近い。 しかし、ペンインタフェースではないのがちょっと残念。

ユーザーの操作を録画するペンインタフェースのソフト。 といえば、2D方面では既にある。
noughts (録画型お絵かき掲示板)
http://noughts.jp/

これはユーザーの操作を録画するお絵かき掲示板である。 でも出来上がるものがあくまで2D絵なので、時間方向の機能の効果が薄い。 閲覧者に1枚の2D絵が出来上がる過程を見せることになるが、 結果だけ見れれば良い人が多い気がする。

このようなものをサーベイした上で作成中のソフトウェアCabbageは、 キャベツの作画崩壊シーンを作るために、
・時間方向への編集ができる
・空間方向への編集ができる
・3Dソフトである
・出来上がるものが画像1枚ではなく動画かシーケンシャルジオメトリである
といったことを全体にしてかっこいいソフトにしたい。

2013年12月11日水曜日

最近のグラフィックソフトのかっこいい新機能について

PoMo: Ink Flow on a Surface

PoMo: Ink Flow on a Surface from Nelson Chu on Vimeo.

Substance Painter Video Teaser "普遍"とは時間・空間を越えるものを表す。 最近のペイントソフトウェア、または、ペンインタフェースを想定したグラフィックソフトウェアのかっこいい機能は、総じて、時間または空間に対する編集を、ソフトウェアで補っているように思う。 上のPoMoでは、ユーザーのペン入力時間を越えて、水彩が徐々ににじむという物理的な挙動をしているし、 下のSubstancePainterでは、ユーザーのペン入力に対して、空間を越えてパーティクルを3Dオブジェクトに散布している。

現在趣味で作っているCabbageというソフトウェアでも、このような時間・空間を越えるような 編集方法を提供して、かっこいいソフトウェアであると認定されたい。 今のところ思いついてる限りでは、時間方向の編集を強化したようなものを考えている。 時間については、PoMoのように入力前後のシミュレーションという手もあるが、 ユーザーがペンで入力している間の実時間を使用すると面白いのではないかと思っている。

空間方向の編集については、3DCGソフトウェアでは、スカルプトツールを筆頭に進化してきているが、 時間方向の編集については、これまであまり行われてこなかったように思う。 逆にDAWなどの音楽制作用ソフトウェアでは、MIDIキーボードなどの専用ハードウェアもあるためか、 かなり進化している気がする。 このあたりから何か次世代のツールが発掘できないか悶々とする日々である。